最終処分場浸出水の有機汚濁成分捕捉能からみた関東ローム各層準の特徴
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概要
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最終処分場における覆土が浸出水の有機汚濁成分に対して捕捉・浄化能力を有すれば、水処理施設の負担は軽減する。このような視点から覆土に適用する自然土壌の選別検討1)を実施している。その結果、火山灰土壌である関東ロームが他の土壌に比べて優れていることが明らかとなってきた。また類似した層相を呈する関東ロームでも採取地によってその特性に相違があった。本研究はこれらの点を解明する目的で進められた。まず現在4層準に区分2)されている関東ロームを異なる3地点において層準ごとに採取し、それらの捕捉能を明らかにした。さらにその結果から同一層準のロームでも採取地の影響を受けることを明らかにし、それらについて若干の考察を試みた。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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