ベンチスケール廃棄物ガス化装置における改質触媒適用効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ラボスケールガス化改質炉を用いた有機系廃棄物のガス化改質試験より得られた基礎的知見を踏まえ、ベンチスケール規模の流動層ガス化装置より排出されるガス化ガスを用いて最適触媒、最適操作条件で改質反応を行い、その性能評価を行う。具体的には、CaOと改質触媒の配合比率の影響を明らかにすることを目的とし、改質した後の生成ガス中の主ガス成分、微量ガス成分の生成特性、とりわけ水素とタールの濃度に基づいて、触媒耐久性能等について検討した。その結果、原料に用いる有機系廃棄物の特性によりCaOの有効性が異なり、減量中に含まれる酸素元素量が多い方がより効果的であることが明らかとなった。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
- 最終処分場におけるコロイド溶液を用いた自己修復型ライナーシステムに関する実験的検討
- LCA手法による家庭系生ごみ処理の地域システム評価 : コンポストの普及率等の実際的条件を考慮した分析
- 厨芥を対象とした水蒸気ガス化に関する基礎的研究
- 生ごみバイオガス化施設におけるメタン回収量, 環境保全性, 経済性の検討
- アンケート調査による北海道における牛ふん尿の自動撹拌式堆肥化施設とバイオガス化施設の設置効果の解析