金属スクラップ(雑品)の回収・取扱状況に関する調査
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概要
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「雑品」「ミックスメタル」などとも称され、鉄を主重量としつつも非鉄金属などを含む「未解体」の金属スクラップは、中国へ多量に輸出され、手作業で分別された後に金属原料として再生利用されている。しかしながら、一部の金属スクラップについて、有害物質やフロン類の混入、船舶や港湾での火災発生などの実態が認められ、資源流出防止の観点とともに、適正管理が求められている。本発表では、輸出向けの金属スクラップ(解体くずは除く)に含まれる家電、パソコン、OA機器などの家庭・事務所系スクラップに着目した。国内の一般家庭・事業所での排出から輸出に至る取引の現状を把握し、現行の法規制上の課題を明らかにすることを目的として、金属スクラップの回収業者・中間取扱業者へのアンケート調査を行った。
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一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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