ETCを活用した建設廃棄物の運搬管理システムの開発と導入
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概要
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工事現場で多量に発生する建設廃棄物運搬では効率よく、確実に受渡確認する方法が課題であった。主に、産業廃棄物管理票(マニフェスト)が使用されるが、記入漏れ、改ざん、なりすまし、紛失の問題も発生している。新たな電子マニフェストの認証の仕組みとして、有料道路で使用されるETC(Electronic Toll Collection,電子料金収受システム)の無線通信を活用して、運搬車両の認証情報を電子マニフェストと連動する仕組みを開発した。車両認証の完全自動化とデータの管理のリアルタイム化が可能となり、これまでの電子マニフェストシステムの課題であった廃棄物とマニフェスト情報の流れの不一致や操作ミスを解決することができた。平成23年2月より大和川線シールド再生活用事業で、ETCを活用した電子マニフェストシステムの導入を行い、阪神高速大和川線のシールド工事で発生したシールド発生土の運搬管理を行っている
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一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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