安定化促進工に伴う最終処分場の微生物機能分布の変化
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概要
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廃棄物最終処分場の微生物機能を多元的に解析するために、廃棄物の安定化および安全性確保に関わる多様な微生物機能をコードする遺伝子を標的とした、最終処分場評価用のDNAマイクロアレイが開発され、処分場における物質変換あるいは耐性機能の評価への適用事例について報告してきた。そこで本報告では準好気性化を図った安定化促進工(ガス抜き管設置)が、処分場内の微生物機能に与えた影響を明らかにするため、工事が行われた2005年から現在までにに採水された浸出水原水をDNAマイクロアレイ解析にかけ、水質との関連も踏まえて微生物機能分布の変化を追跡した。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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