放射性有機廃液焼却時に生成した付着固形物の X 線回折分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
東京大学アイソトープ総合センターでは放射性有機廃液を集荷し,焼却処理を行っている。集荷した放射性有機廃液は,放射性有機廃液焼却装置で焼却するが,焼却時に,洗浄冷却器部分に固形物が付着する.この放射性有機廃液焼却装置に生成した固形物の組成は未だ正確には把握されておらず,これらの組成を把握することで,定期点検等での処理の簡略化及び固形物の生成を減らすことで廃棄物の少量化につながると考えている。本研究では,X 線回折法で付着した固形物の結晶相分析を,さらに蛍光X線法で元素分析を行った。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
- 最終処分場におけるコロイド溶液を用いた自己修復型ライナーシステムに関する実験的検討
- LCA手法による家庭系生ごみ処理の地域システム評価 : コンポストの普及率等の実際的条件を考慮した分析
- 厨芥を対象とした水蒸気ガス化に関する基礎的研究
- 生ごみバイオガス化施設におけるメタン回収量, 環境保全性, 経済性の検討
- アンケート調査による北海道における牛ふん尿の自動撹拌式堆肥化施設とバイオガス化施設の設置効果の解析