溶融スラグの環境安全性に関する実験的研究
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概要
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焼却灰を原料とした溶融スラグが道路路盤材やコンクリート骨材に有効利用されている。焼却灰は鉛などの重金属を微量に含んでおり、スラグから溶出する場合がある。そこで、スラグの環境安全性を確保することを目的として、原料と溶融条件を変えたスラグを作製し、その性質と溶出特性を調べた。その結果、原料成分と冷却速度がスラグの結晶化に及ぼす影響が大きいこと、鉛は酸性・アルカリ性で溶出しやすく、pHに依存することが判明した。
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一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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