豚ふん堆肥炭化物からのカリウム回収方法の検討
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概要
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豚ふん堆肥炭化物からリンの溶出を抑えつつカリウムを溶出させる条件を検討した。L/S=10の条件では溶出温度を高くすることでカリウムの溶出が促進し、リンの溶出が抑制されることが分かった。溶出pHを低くすることでカリウム溶出率は増加したが、リンについては、pH8-10で溶出率が最小となった。溶出温度70℃、溶出pH8の条件で、リン溶出率0.3%と低く抑えつつ、カリウムを溶出率74%で回収できた。L/Sの低下と共にカリウム溶出率は低下した。液肥利用を考える場合、さらに高濃度でカリウムを溶出させる必要があった。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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