食品廃棄物発生ツリーの構築と食品廃棄物ゼロエミッションを目指すリサイクルシステムの考案
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概要
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食品産業から廃棄される食品廃棄物の量は大量であり、その食品廃棄発生の問題解決については再生利用と発生抑制の研究が主に進められているが、課題は山積みしている。特に、食品産業において食品廃棄物の発生を解析し、低減化する方法を明からにすることは重要である。そこで、(1)食品産業における食品破棄発生の現状とそれに影響する要因を解析し、これを踏まえ食品廃棄物発生ツリー構築した。(2)生産・集荷、卸売業、製造業、小売業、外食産業、消費者などそれぞれのステップだけで廃棄を減らす方法を検討するのではなく、食品産業全体で廃棄量を減少することを検討すべきではないかと考え、廃棄量を低減するためのソリューションとして、食品リサイクル法の理念の具体化とともに、法律の条項を順守し、消費者意識にも留意した資源化を図り、廃棄物量の低減化、さらにゼロエミッションを目指す道筋を検討した。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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