ノートパソコンとその周辺機器の解体解析
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概要
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我が国は2000年に循環型社会形成基本法が成立し,循環型経済社会の構築に向けて,各種製品において設計・生産段階における3Rへの配慮の重要性が増している.そこで筆者らはとくにReuse,Recycle(以下2Rと呼ぶ)への対応として必須事項である易解体性に着目した分解性評価指数:DPIを開発してきた.本報では,製品の小型化や利用形態の変化がみられるパソコン3製品および周辺機器3製品を解体することにより,各種製品の素材構成や結合方式の調査し,2R性の向上策の検討を行った.その結果ノートパソコンの結合点数は製品サイズの減少に伴い,少なくなる傾向であることがわかった.さらにノートパソコンの筺体の素材に注目し,複合素材から単一素材化した場合,製品の2R性を向上させることができることが分かり,2R性の向上に向けた設計の方法を提案した.
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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