スクラップを考慮した銅市場の多国間一般均衡モデル
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概要
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本研究では銅市場の需給構造モデルの構築を行う。その上で、中国を中心とした銅市場のトレンドを考慮した3つのシミュレーションを行う。より具体的には、先行研究である「鉱物資源の多国間一般均衡モデルの構築と資源政策」[1]のモデルを現在の状況に合わせて修正・一部拡張したモデルの構築を行う。先行研究において構築された銅の地金/鉱石の二つの国際市場における需給構造を描く多国間一般均衡モデルに対して、本研究の特徴は、銅スクラップ市場を明示的に組み込んだモデルへ拡張した点である。具体的には1.中国における銅地金需要拡大ケース、2.労働水準向上ケース、3.中国国内スクラップ発生量増大ケースの3つについてシミュレーションを行う。[1]野村浩二, 鉱物資源の多国間一般均衡モデルの構築と資源政策
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