金属ナトリウムカリウム合金の適正処理と再資源化
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概要
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2009年に京都大学工学研究科施設内のNaK実験ループの解体が行われた際、解体された部品(タンク類、熱交換器等の実験ループ構成部品)には、NaK数kgのほか、ナトリウム・カリウムの酸化物、過酸化物、超酸化物、鉄さび、金属片、及びケロシン数kgが含まれると判断され、アルゴンガスを連続供給(パージ)する専用保管ケースに保管された。今回、これら解体残存物について、オンサイト処理(安定化処理)とオフサイト処理(再資源化)を行った。本処理においては、実作業における安全確保を最優先項目と位置づけ、(財)総合安全工学研究所主催による専門委員会の指導のもと、作業手順を検討・決定し、処理計画書を策定した。処理に伴う設備、装備の仕様および作業手順については、リマテック社内教育訓練・事前検討および社外(京都大学)教育訓練、リスクアセスメント、模擬作業演習、防災訓練を行い設定した。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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