可搬型XRFによる各種製品部材中RoHS指令対象物質のスクリーニング調査
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
様々な製品及び廃製品の主要な表面部材を対象に、可搬型蛍光X線分析計によるRoHS指令対象物質の含有量スクリーニング調査を実施した。対象とした358製品のうち、Brの規制値超過例が最も多く、Hgの許容濃度を超える製品は認められなかった。調査した電気・電子機器の約半数から0.1 wt%以上のBr濃度が検出され、最高濃度はパソコン用モニターのバックカバーで約20 wt%のBr含有が確認された。テレビやパソコン用モニターの筐体を調査した結果、旧製品と新製品の間で使用されている難燃剤の種類の違いが示され、リン系難燃剤などハロゲンフリーの物質への代替が進んでいることが示唆された。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
- 最終処分場におけるコロイド溶液を用いた自己修復型ライナーシステムに関する実験的検討
- LCA手法による家庭系生ごみ処理の地域システム評価 : コンポストの普及率等の実際的条件を考慮した分析
- 厨芥を対象とした水蒸気ガス化に関する基礎的研究
- 生ごみバイオガス化施設におけるメタン回収量, 環境保全性, 経済性の検討
- アンケート調査による北海道における牛ふん尿の自動撹拌式堆肥化施設とバイオガス化施設の設置効果の解析