廃棄物最終処分場等における高機能土構造物構築方法の実用化研究(その2)
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概要
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被覆型処分場は従来のオープン型処分場と比較し,数々の優位性を兼ね備えており,近年の最終処分場形式の主流となっている。しかしながらその埋立てピットは,限られた敷地内により多くの埋立て容量を確保するため,ピット断面形状は垂直もしくはそれに近い急勾配で形成され,その壁高も年々高くなってきている。そのため処分場の重要な機能の一つである遮水工の施工が困難なものになってきている。このような背景のもと築堤工と遮水工を順次繰り返し施工する新しい高機能土構造物構築方法について昨年の研究発表会にて紹介したが,今回はその継続研究として,遮水シートと摩擦抵抗材をコンポジット化した遮水複合材の屋外クリープ実験および室内土中引抜き実験の結果について報告する。
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一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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