高温ガス化直接溶融炉におけるコークス使用量削減に関する研究
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概要
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JFE高温ガス化直接溶融炉設備は,2003年の初号機竣工以降10プラントの納入実績があり,一般廃棄物の他に,産業廃棄物,焼却灰,掘り起こしごみ,ごみ固形化燃料(RDF),アスベストなど多様な廃棄物を,コークス充填層を形成しながら処理している。昨今,CO2排出量削減に対する社会的要望が強まっている中で,弊社ではコークス使用量の削減により,CO2排出量を削減する方策について,鋭意検討を進めている。その一環として,粒径の大きなコークス(大塊コークス)を使用することで,コークス充填層内でのソリューションロス反応を低減させ,コークス使用量の削減を達成する方法について,実機試験を実施した。本稿では大塊コークス使用による,コークス使用量削減の実機試験成果について報告する。
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一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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