産業廃棄物焼却施設における発電・熱利用の実態
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概要
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廃棄物焼却に伴う熱回収(発電及び熱利用)を積極的に進めるための基礎情報として、産業廃棄物焼却施設の熱回収の現状を把握することを目的に、現状で廃棄物発電を行っている産業廃棄物焼却施設を対象として、アンケート調査を行った。産業廃棄物焼却施設が処理対象としている廃棄物の種類、性状は様々であり、セメント工場や製紙工場は規模が大きく補助燃料を用いることなどにより大規模な発電や熱利用を行っている場合が多いのに比べ、廃棄物処理業者での焼却は規模が小さく補助燃料の割合も少ないため発電効率も低い。今後、産業廃棄物焼却施設における発電、熱利用を進めるためには、施設分類別のこれらの現状を踏まえた対応策が求められる。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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