溶融炉内における処理物中塩化物、可燃物濃度と重金属揮散率との関係
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
溶融炉内での低沸点重金属揮散メカニズムとしては、(1)処理物中の塩化物による塩化揮発効果、(2)処理物中の可燃物による還元揮発効果、(3)炉内ガス還元雰囲気による還元揮発効果、の三つがある。各因子の影響の程度については既往の知見があるが、それらを横断した系統的な調査は行われていない。そこで、焼却灰に各種塩化物、可燃物を段階的に添加した試料を溶融して重金属、アルカリ金属の揮散率を測定し、それぞれの揮散促進効果及び同時添加した場合の相乗効果について調査した。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
- 最終処分場におけるコロイド溶液を用いた自己修復型ライナーシステムに関する実験的検討
- LCA手法による家庭系生ごみ処理の地域システム評価 : コンポストの普及率等の実際的条件を考慮した分析
- 厨芥を対象とした水蒸気ガス化に関する基礎的研究
- 生ごみバイオガス化施設におけるメタン回収量, 環境保全性, 経済性の検討
- アンケート調査による北海道における牛ふん尿の自動撹拌式堆肥化施設とバイオガス化施設の設置効果の解析