焼却施設における低炭素・循環型社会適合性評価指標の開発
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概要
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近年、ごみ焼却施設は、公衆衛生の向上、環境保全といった目的だけでなく、地球温暖化防止、資源・エネルギー消費の抑制など低炭素・循環型社会に果たす役割が強く求められている。本研究は、ごみ焼却施設の低炭素社会および循環型社会への適合性を評価する手法の開発を目的として、焼却施設の運転管理データを収集、解析して指標の検討を行った。その結果、焼却施設に投入される外部エネルギー量、売電や熱供給など外部へのエネルギー供給率、搬出される残さ率などを指標として用いることにより、焼却施設の低炭素・循環型社会への適合性を評価ができることを示した。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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