ヨシ群落を利用した湖沼の水質改善とヨシ等の有効利用技術(バイオマスエタノール等)に関する研究
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概要
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ヨシなど水生植物による水質浄化の十分な効果を得るためには、富栄養化の原因物質である窒素・燐を吸収して成長した植物体を刈り取りする必要がある。しかし、刈り取り後は梅林の肥料に一部利用されているほかは有効な利用方法がない。このため、ヨシや三方湖に大量繁茂したヒシをバイオマス資源としてとらえ、新たな有効利用の可能性を確保し、湖沼の水質浄化を促進させる。 ヨシ・ヒシの成分分析の結果、乾燥重量に対するセルロース量の割合はヨシで37.1%、ヒシで20.0%であった。また、固相抽出前処理を用いたグルコースのLC/MS分析法を確立し、ヨシの硫酸加水分解において、グルコース生成量が最大となる条件を確立した。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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