アルミ灰を添加した発泡ガラスの作製と吸着性評価
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概要
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廃ガラスとAl灰を用い混合焼結法により発泡ガラスを作製し、吸着性向上のためにアルカリ水熱処理を行った。その結果、アルカリ水熱処理を行った発泡ガラスは、アンモニア、リン酸共に吸着性が増加し、試薬の発泡剤(CaCO3,AlN,SiC)を使用した発泡ガラスと同等以上の性能を示した。発泡ガラスは水熱処理後に観察された微細な凹凸や微粒子の形成や構造変化が吸着性向上に寄与したと考えられる。高コストであった試薬の発泡剤の代替品としてAl灰を使用することが可能であった。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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