環境配慮行動の体験を活用した行政による環境啓発活動に関する初歩的研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ダンボールコンポスターは面白みのある環境配慮行動である。コストもそれほどかからず、家庭で取り組むことの意味は大きい。しかしながら、行政が生ごみ減量を目的にダンボールポスターを活用することには限界があり、むしろ環境啓発活動の一環としてとらえることが適切である。筆者および鹿児島市は、2008年度にモニター調査を実施し、ダンボールコンポスターの体験がどのような効果を生み出すのかを検証した。統計的に有意な結果は示されなかったものの、モニターからは多くの肯定的な意見が出されており、環境啓発活動に有効な教材ではないかと考えられる。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
- 最終処分場におけるコロイド溶液を用いた自己修復型ライナーシステムに関する実験的検討
- LCA手法による家庭系生ごみ処理の地域システム評価 : コンポストの普及率等の実際的条件を考慮した分析
- 厨芥を対象とした水蒸気ガス化に関する基礎的研究
- 生ごみバイオガス化施設におけるメタン回収量, 環境保全性, 経済性の検討
- アンケート調査による北海道における牛ふん尿の自動撹拌式堆肥化施設とバイオガス化施設の設置効果の解析