廃棄物の3次元モデル化におけるEM探査手法の適用性に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
不法投棄現場や不適正最終処分場の修復・再生事業における一連の流れの中で、環境負荷を最低限に抑えつつ、事業全体のコストと工期を短縮することは重要な命題である。その命題に取り組むための要素技術として、埋立廃棄物の3次元モデル化と情報化施工に適用可能なシステム構築に関する研究を実施している。本研究では、実際の現場埋立物情報を迅速にデータ化することが可能なEM探査手法に着目した。本研究では、EM探査を実際の不法投棄現場に適用し、地上からでは確認することが困難な埋立廃棄物の分布を2次元情報化し、高密度探査結果と比較した。本論では、不法投棄現場に適用したEM探査について示すとともに、3次元モデル化における有効性と今後の将来展望について報告する。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
- 最終処分場におけるコロイド溶液を用いた自己修復型ライナーシステムに関する実験的検討
- LCA手法による家庭系生ごみ処理の地域システム評価 : コンポストの普及率等の実際的条件を考慮した分析
- 厨芥を対象とした水蒸気ガス化に関する基礎的研究
- 生ごみバイオガス化施設におけるメタン回収量, 環境保全性, 経済性の検討
- アンケート調査による北海道における牛ふん尿の自動撹拌式堆肥化施設とバイオガス化施設の設置効果の解析