青森産廃不法投棄事例の跡地利用選択方法のためのシステム解析
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概要
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不法投棄現場の修復にあたっては、現場を修復完了(ゼロ)の状態に戻すだけではなく、プラスの効果が得られるような跡地利用が求められている。本研究では、日本で初めて跡地利用を計画している青森産廃不法投棄事例を対象とした。本事例の跡地利用計画の策定プロセスは、ワークショップや全国公募等を組み込んだ住民参加型であるのが特徴であり、これらのアイデアを基に、県が最終的に跡地利用計画を策定することになっている。そこで本研究では、県が行う作業とは別に、ワークショップで議論された様々なアイデアの解析により、跡地利用方法の選択のための軸の抽出を行い、その軸をベースとし、全国公募で提案された内容の傾向を分析することで、各軸に含まれる具体案としての要素の絞り込みを行った。
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一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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