海面埋立処分場の安定化促進のための基盤システム提案と実施
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概要
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現行の最終処分場に係る諸基準（廃止基準、性能指針、計画・設計要領等）は、いずれも内陸埋立処分場を標準として作られたもので、海面埋立処分場にこれを当てはめる場合、必ずしも明確な解釈が示されていない部分が多いのが実情である。一方、内陸部での最終処分場の立地困難は深刻で、特に大都市圏においては今後、海面埋立処分場の役割はますます大きくなっていくと考えられる。そこで、筆者らは、供用中の大阪湾センター神戸沖埋立処分場における環境保全対策事業の一環として、既設海面埋立処分場での状況を踏まえながら、優先的・集中的に保有水面より上部の安定化を促進する"実現可能でかつ効果的な集排水システム"を提案し、現場実施することを目的に、３ケ年に亘る調査検討を行った。本稿では、このうち海面埋立処分場の安定化促進のための基盤となる集水システムの設計について紹介する。
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一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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