産業廃棄物由来溶融スラグの性状に関する調査(一廃スラグとの比較)
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概要
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2006年7月に「JIS A 5032」と「JIS A 5031」が公示されたが、その対象は一般廃棄物と下水汚泥由来の溶融スラグに限定されている。産廃由来スラグがこれらJIS規格の対象外となった理由は、産廃由来スラグの安全性や安定性のデータが不十分であったことが考えられる。そこで当連合会では、産廃由来スラグの品質にかかる既存のデータを収集して整理し、さらに一廃由来スラグとの比較を行った。その結果、産廃由来スラグの性状は一廃由来スラグと比較して遜色ないものであり、JIS規格への適合割合は一廃由来スラグより高いことを示すことができた。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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