硫化物法による飛灰中重金属の不溶化処理
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概要
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現行の処理方法の代替候補となりうる重金属固定化方法として硫化物法に着目し、複数の飛灰に対する溶出抑制能、H2S発生挙動、溶出抑制効果の長期持続性を評価した。その結果、硫化剤の添加により飛灰中重金属の溶出を抑制可能であること、処理時H2S発生挙動は対象飛灰によって異なり、一部の飛灰では低濃度のH2S発生で重金属の不溶化を達成できること、ポリ容器内の密閉条件下では溶出抑制状態が持続することを確認した。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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