京都バイオサイクルPJ ガス化メタノール合成技術開発 (第2報)
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概要
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京都バイオサイクルプロジェクトは、地域の廃棄物系・林産系バイオマス等をエネルギー資源として利用し、CO2排出量を削減するとともにハイブリットに活用する再生可能資源の地域循環に関する実証を目指している。本開発は上記プロジェクトの一環であり、木質系バイオマスを高効率にガス化し、得られたガスからバイオマス由来メタノールを合成する技術の実用化を目指している。製造したバイオメタノールを化石資源由来メタノールの代わりにバイオディーゼル燃料の原料とすることで、真にカーボンニュートラルなバイオディーゼル燃料とすることができる。平成20年にメタノール合成の実証試験設備を完成させ、廃木材のガス化メタノール合成試験を開始し,これまでに300時間の連続運転を含む延べ700時間の安定運転を確認した。得られたメタノールは無色透明で混濁物等は見られず、純度はおよそ95%であった。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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