食品残渣を利用したアルコール・メタン2段発酵の実証試験
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概要
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食品リサイクル法の改正により、外食産業などの食品残渣をリサイクルする技術の開発が求められている。本研究では、食品残渣中のでんぷんを糖化・アルコール発酵させてエタノールを抽出した後、残渣をメタン発酵させることにより、バイオエタノール、バイオガスを同時に取り出す技術の実証を行い、新たな廃棄物処理方法の提案を目的とした。その結果、食品残渣の持つエネルギーのうちバイオエタノールとして39%、バイオガスとして40%のエネルギーを回収した。なお、本研究は環境省の次世代循環型社会形成推進技術基盤整備事業の一環として行われた。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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