LESに基づく都市Canopy層内の乱れの長さスケールの推定:(その2)建物アスペクト比の相違が乱れの長さスケールに及ぼす影響
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概要
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アスペクト比がそれぞれ0.5、1.5の建物群を対象として、水平2方向に周期境界条件を課したLES解析を行い、建物アスペクト比の変化が流れ場や乱れの長さスケールに及ぼす影響の分析を行った。LES解析から得られた結果から前報(その1)で示した方法で乱流エネルギーk、エネルギー散逸率e、乱れの長さスケールℓに比例する量ℓ0を算出したところ、Canopy層内のℓ0のケース間の比は、解析対象とした建物群の建蔽率に対応したRANSの建物Canopyモデルで想定している乱れの長さスケールのケース間の比と一致していた。
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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