木造住家を対象にした強風リスク関数構築の試み
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
木造住家の建具と屋根は台風等による強風の作用に対して最もぜい弱な部位であり,被害事例も極めて多い.そこで本研究では,建築物の地震リスク評価に活用されているリスク関数の構築の考え方を援用し,木造住家の強風リスク関数の構築を試みた.対象地として東京と銚子,耐風性の程度を考慮した各部の仕様を仮定して強風リスク関数を算定した結果,地域特性や仕様の違いを反映した評価の可能性を示した.今後は経年変化を考慮したフラジリティの検討,実被害事例との比較による検証等を行う予定である.
- 一般社団法人 日本風工学会の論文
一般社団法人 日本風工学会 | 論文
- CFD による火災旋風と火の粉の飛散解析
- ガストフロントの突風構造
- 数値流体解析による超偏平矩形断面におけるねじれ1自由度振動時の非定常空気力の算出
- 送電用鉄塔の耐風設計のための風向別基本風速に関する検討
- 風向別風速を用いた送電鉄塔の耐風設計法に関する研究 : 「送電用鉄塔の風荷重指針(案)」の骨子