つくば市竜巻の漏斗雲画像を用いた風速の推定
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概要
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竜巻は漏斗状の雲を伴うが、渦が強まるにつれて雲底から下に長く垂れ下がってくるように見える漏斗雲の表面は、定性的には雲底と気圧が等しい等圧面と考えられる。そこで、ランキン複合渦モデルを上空に拡張し、竜巻漏斗雲の外観から最大接線風速とその半径を推定する方法を提案した。つくば市竜巻の画像解析によると最大接線風速はほぼ妥当な値が推定できると考えられるが、最大接線風速半径の推定値と土埃等の半径の関係については議論の余地が残された。
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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