防風・防雪フェンス上端部に設置したクロスフロー風車の性能
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概要
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防風・防雪フェンスの上端部にクロスフロー風車を設置し,フェンス遮蔽領域を変化させた場合の風車性能を風洞実験により調べた。その結果、風車回転方向が時計回りの場合には、フェンスの遮蔽領域が拡大するにしたがって、最大出力係数が上昇した。風車回転方向が反時計回りでクリアランスが小さい場合、フェンス上方を遮蔽することにより、最大出力係数は低下し、遮蔽領域が100%の場合の結果と同じになる。しかし、クリアランスを広くすることで、最大出力係数の低下を改善でき、風車出力の変化が、フェンスと風車の隙間を通る流れと風車回転方向に関係することを明らかにした。
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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