風速急変時における近接5本円柱の空力特性に関する研究
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概要
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近年,構造物の施工には鋼管コンクリート複合構造が用いられる例が増加している.このような鋼管コンクリート複合構造では,複数の円柱から成る円柱群が形成され,それらは施工中長期間に渡り風に晒される.また,原子力発電所においても,排気筒などでは複数の円筒が隣り合わせた構造を有するものも多く,それらの耐風安定性は重要な検討課題として挙げられる.本章では,そのような課題に対する基礎的な研究として,近接5本円柱を対象に,迎角0[deg], 45[deg.]を有する際の空気力の過渡特性について,過渡空気力測定実験,過渡表面圧力測定実験,断面周りの流れ場可視化実験を行い,風速急変時の排気筒型断面の過渡特性について検討を行う.
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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