佐呂間竜巻の被害特性:―空撮からわかること―
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概要
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2006年11月7日、北海道佐呂間町で発生した突風災害について,翌朝から現地調査を行った。地上被害調査と併せて上空からの観測を実施することができたので、空撮から明らかになった点を中心に、2日間の現地調査から把握した被害特性を述べる。竜巻は若佐地区南の丘陵地で形成され、若佐地区をほぼ直進し、住宅地南端プレハブから北端の全壊した住宅までの被害経路はほぼ直線であり、被害の長さ約400 m、幅約100 m程度の領域に顕著な被害が集中した。竜巻の経路は住宅地の北側で屈曲するとともに,別の被害経路も確認された。
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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