安定境界層中におけるLES大気拡散解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年の危険性物質の大気拡散問題に対し、防災上の観点から短期間暴露評価の予測や瞬間高濃度の出現特性の評価が重要である。しかしながら,実際の大気境界層は地表面からの浮力の影響を受けることが多く,大気の安定度に基づいた議論が不可欠であるものの,特に成層効果によって高濃度状態が発生しやすい夜間の安定境界層での大気拡散特性に関する知見はほとんど得られていない。そこで,本研究では大気安定境界層での拡散問題を対象とし,平均に加え濃度変動場の構造が捉えられ,瞬間高濃度予測に有効なLES乱流モデルを適用し、検討する。
- 一般社団法人 日本風工学会の論文
一般社団法人 日本風工学会 | 論文
- CFD による火災旋風と火の粉の飛散解析
- ガストフロントの突風構造
- 数値流体解析による超偏平矩形断面におけるねじれ1自由度振動時の非定常空気力の算出
- 送電用鉄塔の耐風設計のための風向別基本風速に関する検討
- 風向別風速を用いた送電鉄塔の耐風設計法に関する研究 : 「送電用鉄塔の風荷重指針(案)」の骨子