日最大瞬間風速の超過確率に基づく風環境評価に用いるガストファクターの提案:その1 風速比とガストファクターの関係、及びその近似式
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概要
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風環境評価手法として現在わが国で広く用いられている「日最大瞬間風速の超過確率による評価尺度」には,その適用にガストファクターの設定の任意性の問題がある。ガストファクターは平均風速の増加とともに減少する傾向があることが知られており,日本風工学会「都市の風影響評価研究会」では,統一した合理的な風環境方法の確立を目指して研究している。連続する2編の論文のうち,その1では152観測点の実測データを収集し,ガストファクターを風速比の関数で表した。また,得られたガストファクターのモデル式の有用性を確認するための風環境評価への適用精度を検証する方法について述べている。
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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