五角形断面の空力特性に与えるウェブ傾斜角の影響
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概要
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現在世界最長の明石海峡大橋を超える超長大橋の議論が行われているが,その実現に向けては吊橋の空力弾性振動に関する更なる研究が必要である.振動抑制策の一つとして,フェアリング等の空力的付加部材を設置する方法があるが,経済性やメンテナンスを考えると,これらの付加部材の使用は好ましくない.そこで,空力的付加部材を使用しなくても耐風性が得られ,かつ経済性に優れた五角形断面が提案され,本研究では三分力実験,応答実験を通して断面のウェブ傾斜角を変化させることで対風特性を明確にし,明石海峡大橋を超える超長大橋用補剛桁の開発を目的とした.
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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