台風0406号(DIANMU)による片流れ屋根飛散事故に関する風洞実験
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概要
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2004年6月21日13:10頃,台風第6号による強風で,ホテルの屋根が飛散し,広告塔後方にある東海道新幹線の架線に落下し損傷を与える事故が滋賀県近江八幡市の西生来町で発生した。飛散した屋根は風下側にある高さ14.6mの広告塔には衝突せずに後方の架線に達しており、広告塔上部を飛来した可能性がある。本研究では、縮尺則を吟味した風洞実験を実施し,屋根の飛散条件および隣接した建物に衝突せずに飛散する可能性について明らかにすることを目的とする。
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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