小売り段階を考慮した新規バルクコンテナ物流システムのLC-CO2解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
これまで青果物流通の一部で利用されていた小型プラスチックコンテナとは異なる,新しいリユース式の大型バルクコンテナが開発された。この容器は,プラスチック製のパレットと上ぶた,および複々両面段ボール製の胴枠からなり,いずれもリユースされることが特徴である。折笠らは,この新規バルクコンテナを青果物の物流に導入することにより,段ボール箱および小型プラスチックコンテナを利用する場合と比べて,どの程度CO2削減効果があるのかについて解析を行っている。しかし,その解析においては,物流拠点から先の小売り段階における包装については解析範囲外となっている。そこで,本研究では,物流拠点以降の小売り段階で利用が想定される容器使用を含めた,バルクコンテナ物流の導入によるCO2排出量削減効果について検討した。
- 日本LCA学会の論文
日本LCA学会 | 論文
- 調理時におけるライフサイクルCO2排出量の実践的定量
- 日本LCA学会学生交流ネットワーク 2010年度活動報告
- 建築における木質バイオマスの利活用可能性に関する評価:林地残材・未利用間伐材を対象とした試算
- 研究所の環境管理へのLCAの活用
- 臭素系難燃剤HBCDの使用規制に関する社会経済分析