臭素系難燃剤HBCDの使用規制に関する社会経済分析
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概要
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臭素系難燃剤の一種であるHBCDは主に建築用断熱材XPSに用いられ,本用途では代替物質が存在しない。しかしPOPs様の性状を持つことから,予防原則に従って世界的な使用規制の動きが出てきている。使用規制が現実になった場合,日本のみならず全世界が非常に大きな社会的インパクトを被る可能性が予想されるため,本問題には戦略的に対応することが望ましい。そこで本研究では,HBCDとXPSのベネフィットをライフサイクルの視点で評価し,代替可能性を含め規制に伴う影響を明確化した。
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