東アジア諸国におけるバイオマス利活用の持続性評価 3:社会影響の評価と考察
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概要
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東アジア諸国では、バイオ燃料政策導入促進の一つとして、バイオマス資源を利活用することによる地域社会への経済効果や貧困対策として取り組むことが特徴的である。一方で、国際的には、バイオ燃料の原料生産地域への不法労働など負の社会影響を懸念する国際機関の意見も多く存在する。 ERIA(東アジア・ASEAN経済研究センター)のWorking Group on "Sustainability Assessment of Biomass Utilisation in East Asia"では、東アジア諸国におけるバイオマス利活用の持続性評価指標を、環境・経済・社会の3側面から構築してきた。本研究では、事例研究においてこの指標(人間開発指数(HDI)、ジェンダー開発指数(GDI)など)を定量化し、その地域に即した社会影響の評価を試みた。
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