携帯電話の代替可能性と環境負荷
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概要
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携帯電話の多機能化により、小型電子機器(カメラ、音楽再生機)の機能を代替することが可能となった。多くの機器類を持ち歩く必要がないという利便性の他に、代替による資源消費の削減も期待できる。そこで、実機を分解し、ICP-MSなどにより定量分析を行った結果、銅などの金属類の消費重量を約50%削減できることがわかった。その一方で、携帯電話は金の含有量が多いため、CO2換算の環境負荷においては、代替の効果は認められなかった。
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