ライフサイクルを通じた化学物質のトータルリスク評価手法の構築に向けて-臭素系難燃剤のリスクと温室効果ガスの比較解析-
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概要
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本研究は、規制対象候補物質を含む使用済み製品(臭素系難燃剤HBCDが含まれている断熱材)の処理オプションのリスクを,ライフサイクルの観点から比較検討する手法を開発することを目的とする。想定される処理オプションに関してライフサイクルシナリオを作成し,それらのシナリオについて臭素系難燃剤の曝露量に基づくリスクを推計する。さらに断熱材の温室効果ガス削減や埋立処分削減などの社会的要請・政策課題とのトレードオフに留意して、廃棄処理も含めて製品のライフサイクル全体にわたる化学物質の管理方策について検討する。
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