喉頭亜全摘出術後12年経過した症例の嚥下機能―症例報告―
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概要
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放射線治療後再発喉頭癌に対して喉頭亜全摘出術 (supracricoid laryngectomy with cricohyoidoepiglotto-pexy : SCL-CHEP) を行った症例の 12 年以上の嚥下機能の追跡について報告した。嚥下機能は経過中良好に維持され、患者は外食も可能で自然気道での生活を過ごすことができている。本症例を通じて、残った 1/4 の喉頭で再獲得した嚥下機能は、長期間にわたりまた患者が 80 歳以上の高齢になっても維持されることが確認された。
- 耳鼻と臨床会の論文