われわれは小児の声門および声門下狭窄症例の治療後の音声について検討を行った。いずれの症例も発声可能となったが、発声経験のあるものに比べ、ない症例では音声獲得までの期間を要する傾向にあった。また、喉頭截開を行った症例も音声獲得までの時間がかかる傾向を認めた。音声の質に関してはいずれも良好であった。