バブルを作る,バブルで診る,バブルで治す―超音波造影剤の生成から医療応用まで―(3)治療への応用:超音波によるマイクロバブルの血管内能動制御
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概要
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超音波診断における血行動態の診断に用いられている微小気泡を,低侵襲治療にも応用するため,超音波によって生じる音響放射力を利用し,血管中を流れる微小気泡の動態を制御する研究を進めている.本研究では血管の形状と血流方向に応じて超音波音場を三次元空間に展開し,時間的にも変化させるため,64個の超音波素子を有する二次元アレイトランスデューサを開発した.各素子の位相差を調整し,さまざまな形状の人工血管流路中の微小気泡の捕捉,誘導を行うことに成功した.
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