慢性期片麻痺患者の上肢機能に対する A 型ボツリヌス毒素治療と治療後の随意運動介助型電気刺激 (Integrated Volitional control Electrical Stimulator: IVES) の試み
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概要
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A 型ボツリヌス毒素投与 (botulinum toxin type A, BTXA) と随意介助型電気刺激装置 (Integrated Volitional Electrical Stimulator, IVES) を用いて痙性片麻痺の手のリハビリテーションに成功した発症後 10 年経過した右痙性片麻痺の 66 歳男性の報告を行う.十分なインフ ォームドコンセントを行い,上肢屈筋に BTXA 治療を施し痙縮を抑制し,IVES 導入を可能とした.アシスト下で把持動作の練習が始められ,手指・手関節の分離運動が出現した.
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