HHV‐6感染に関連した両側前頭葉を障害する乳幼児急性脳症の1例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Human herpes virus 6 感染に関連した両側前頭葉を障害する乳幼児急性脳症の 10 か月男児を経験した.臨床経過では,痙攣重積型急性脳症の形を呈した.急性期の頭部 MRI の拡散強調画像では前頭部に高信号,脳血流 SPECT では前頭部の血流低下を認めた.また回復期の頭部 MRI では,前頭葉の脳萎縮を認めた.本症の病態解明および治療法の確立には,さらなる症例の蓄積と検討が必要と考えられる.
- 日本大学医学会の論文
日本大学医学会 | 論文
- SSPE麻疹ウイルスによる細胞融合能機能解析
- 閉塞性動脈硬化症例おける血管内皮前駆細胞の動態
- 下肢静脈瘤に対する術式の相違による神経障害の検討
- Paclitaxel と Trastuzmab の併用療法が長期間奏効した再発進行乳癌の2例
- 日大外科の手術力 : 2007年度外科学系手術統計