脂肪腫が原因で胃切除後輸出脚に生じた腸重積の1例
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概要
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74 歳,女性.32 歳時胃切除術が施行されている.頻回の嘔吐により入院.腹部超音波,CT 検査上,左腹部に腸重積を疑う所見と上部消化管造影検査で輸出脚の閉塞を疑う所見および上部消化管内視鏡検査で輸出脚に一致して粘膜下腫瘍様隆起性病変を認めた.輸出脚に生じた腸重積と診断し小腸部分切除術が行われた.輸出脚肛門側に粘膜下腫瘍を認め,口側に向かって先進し腸重積を起こしていた.腫瘍は組織学的に脂肪腫と診断された.
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日本大学医学会 | 論文
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