福島第一原発事故後のツクシへの134Cs,137Csの移行と分布及び調理・加工による除去
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概要
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ツクシはシダ類の一種であるスギナの胞子体である。本研究では,東京電力福島第一原子力発電所の事故後の2011年3月28日と1年経過後においてツクシを採取し,134Cs,137Cs濃度とその体内分布,さらに調理・加工による除去率を測定した。その結果,直接沈着の影響を受けた2011年の試料に比べて濃度が1/100~1/200に減少した。茎部の調理による除去率は,2011年の試料では70%,2012年では32~72%であった。
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公益社団法人 日本アイソトープ協会 | 論文
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